1983年、王室基金の援助で代替医療などの研究を行う、The Research Council for Complementary Medicine:RCCM が設置される。
1991年、イギリス保健省は、医師が効用が医学研究者によって科学的に証明された代替医療の場合は治療家を雇用することが保険適用できることにした。
ウェールズ公チャールズの案で、5か年計画で国家レベルでの代替医療の研究が進められている[1]。
2004年3月、西洋医学や中医学による鍼灸とハーブ療法の治療について資格制度ができることになった[3]。これは英国保健省とチャールズ皇太子のThe Prince of Wales's Foundation for Integrated Health が制度化に向けてすすめてきた
日本補完代替医療学会によって、主要先進国では最も代替医療が活用されていると報告された
日本において代替医療を扱っている学会の代表的なものは日本補完代替医療学会であるが、同学会では代替医療を[現代西洋医学領域において、科学的未検証および臨床未応用の医学・医療体系の総称]と定義している(外部リンクの同学会ウェブサイトより引用)。
西洋医学であれ、東洋医学であれ、その他であれ、臨床的実証の有無とは無関係に、“通常医療”、“代替医療”という言葉は割り振られている。
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具体的には、中国の漢方薬や鍼灸、日本の指圧や柔道整復、インドのアーユルヴェーダのような伝統医学、また、ホメオパシー、マッサージ、オステオパシー、アロマセラピーやカイロプラクティックのような欧米にルーツをもつ手技療法、さらに各種療術、民間療法や宗教的なヒーリングまで、基本的に薬品投与や外科手術に頼らず、自然治癒力を促進させるような体系のありとあらゆる治療法が含まれる。
これらの中には鍼灸・推拿・漢方のように長い歴史を持ち、経験的に医療効果の見込め、最近では科学的実験・調査にとってその効用が確認された療法もある。しかし、針灸のように効果が確認されてもその仕組みはいまだ解明されていないもの。また、これらの医療ではいまだにしばしば科学範囲外の迷信的な諸前提(気、経絡など)を何らかの形で含むものが多い。また一方で、実際に臨床試験において偽薬的効果しか見られない治療法も存在し、代替医療内でも臨床試験によって効果が証明されたものとされないものの区分けが存在する。
しかしながら、鍼灸・漢方といったような代替医療にもエビデンスを主体にした考え方も出てきており、また、WHOが1996年、鍼灸における適応疾患を起草したり、1997年NIHの鍼治療の合意形成声明書が発表されたりし(このセンテンスはNCCAMの鍼治療レポート 英語を参照)、西洋医学の補完代替医療へのアプローチも進んできている。
また、イギリスにおけるリフレクソロジーのように、数年にわたる実データの蓄積を含む正規の科学的な検証を経たうえで、議会の承認を経て正規の保険医療に組み込まれ成果をあげているものもある(日本においてはまだ「代替医療」扱いである)。「代替医療」という用語ですべてをひとくくりにして頭ごなしに否定しまい、個別に検証してゆくことを放棄してしまうと、本来なら科学的な見地から採用されるべき治療法、それによって実際に恩恵にこうむることができるはずの患者の権利まで抹殺してしまうことになりかねない。患者の立場からは、医療利権の競合の中で治療法が恣意的に取捨選択されてしまうのではなく、あくまで効果が科学的に検証されるのか否定されるのか、という実データ、EBMの観点にもとづいて、個別的に、細やかに治療法が比較され採用されてゆくことが求められている、という声がある。
補完代替医学の看板を掲げつつも始めから患者を騙して金を巻きあげようとする目的で行われているものも少なからず存在しており、しかし素人目には、正しいのかどうか判断がつき難いという大きな問題を孕んでいる。
米国には国民皆保険制度はなく、医療費が高額なこともあって様々な補完代替医療もまた健康維持や軽度の疾患からの回復のために活用されている。そのため、米国政府は補完代替医療の有用性を検証研究するため、米国NIHの下部組織として国立補完代替医療センター(NCCAM)を設立した。
必ずしも急いで外国の後追いをする必要は無いが、海外では効果が無いとされている治療をいつまでも続けていたり、逆に、効果が在る事を実証された治療(WHOが承認しているカイロプラクティック等の医療)が導入されないなど、厚生労働省の対応は遅い。
日本において代替医療を紹介する出版物の広告は新聞や雑誌の広告において大きなシェアを占める。そのため代替医療に対するマスメディアの批判は鈍りがちである
代替医療を受けたことによる被害も出ている。金銭的な被害や後遺症が出たり、死亡した例や高額な医療費により家庭が崩壊したという例もある。また、破壊的カルトが入信の手段として代替医療を行っている例もある